スポーツのココロ

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韓国紙も拍子抜けとした日韓戦の結果
僕の幼なじみのお父上である、中森康友さんから、日韓戦の翌日、いつものようにメルマガが届いた。中森さんは元スポニチの記者で、僕の仕事でもライターとして参加して頂いたこともあります。

興味深かったのは、岡田監督が「進退問題」を口にし、「犬飼会長から続けろと言われた」と言った時、場内から笑い声が聞こえたのだそうだ。中央日報の記者が、日本の取材人に笑いの理由を聞いたところ、それは「あざ笑い」だとのこと。

翌日監督は「あれは冗談」と付け加えることで、混乱を収束させようとしたが、冗談にしては面白くなさ過ぎるし(どこが面白いのかどう考えてもわからない)、日韓戦の悲惨な敗戦コメントの場で、冗談を言っている場合かなとも思いました。

先月にも岡田監督「うつ」報道があったばかりだが、あんな記者会見を聞くと本当に心の病なのではないのかなと心配にさえなりました。

一方、中森さんによると、韓国は単に勝っただけではなく、W杯予選ラウンドでのシュミレーションもばっちりだったそう。
センターバックの趙容亨(チョ・ヨンヒョン)は代表出場30試合の経験を持ち、許丁茂(ホ・ジョンム)監督からの信頼は厚いと思われたが、先発したのは意外にも李正秀(イ・ジョンス)−郭泰輝(クァク・テフィ)のセンターバック2枚。しかし専門家は、「W杯1次リーグ初戦のギリシャ戦に備えた許監督の布石」と見ている。

長身国家ではないギリシャが、代表に190cmを超える選手を多く招集したのはギリシャのオットー・レーハーゲル監督が、技術が劣っていても背の高い選手を優先する方針なのだそうだ。李正秀(イ・ジョンス)−郭泰輝(クァク・テフィ)はともに185cmで趙容亨(チョ・ヨンヒョン)よりも3cm高い。韓国側はこのたった3cmに勝負の分かれ目があると、考えているのだろう。

また、GKも不動のレギュラー李雲在(イ・ウンジェ)が出ていないことに、日本のファンも「あれ?」と思ったわけだが、これも鄭成竜(チョン・ソンリョン)が190cmと8cmも高く、明らかにギリシャを意識した布陣にしていたわけだ。

ただ、実際には国際Aマッチ出場15試合の鄭成竜(チョン・ソンリョン)が本番で起用される可能性は少ないだろうが、いざというときの備えは日本よりもはるかに出来ている。

さて、日本は本田が「オレ流」を貫くと発言したり、監督に意見するなどの報道が漏れ聞こえているが、ほかの選手も含め、日本の選手はしゃべり過ぎだ。特に戦術について、解説者かのごとくあれこれ語ってしまいすぎる。もうちょっと隠すところは隠さないと、極秘練習も意味のないものになるし、相手もいくら弱い日本とはいえある程度の情報は集める。前回ドイツ大会までスタメンを前日の記者会見で堂々と発表していたジーコに至っては論外だが、本番前はとりあえず記者に聞かれたら、「頑張るだけです」などとつまらないことを言っていれば良いのだ。

もう、大久保や本田、森本がスター扱いになっている時点で終わっている日本代表だが、せめて恥さらしな試合はしないよう、善戦してほしい。

余談ですが前回、「オシムだったらどういうチームになっていたのか」というタイトルでこのブログを書きましたが、検索エンジンからのアクセスで、「オシムだったら」を検索ワードにアクセスして頂いた方が信じられないくらいたくさんいてびっくりしました。
やはり選手からもファンからも求心力がなくなった岡田監督。ファンは仕方なくとも、せめて選手からは「オシムだったら」と言われないようにしてほしいです。
| スズキ ツヨシ | サッカー | 19:43 | comments(5) | - |
オシムだったらどういうチームになっていたのか
ワールドカップ前の韓国との国内最終試合、日本は2-0で敗退した。予想通りと言えば予想通りだ。左サイドの穴は相変わらず埋められないまま、今や世界のスター選手となった、元Jリーガーのパク・チソン(マンチェスターユナイテッド)にあっけなく先制点を決められた。

攻撃の形は殆ど作れないまま、中盤でボールを失うシーンが多かった。また、競り合いで負けるシーンも目立った。
岡田監督は結局、何もオプションを持っていなかったし、負けているゲームをひっくり返そうというようなメンバー交代もなかった。
いやそもそも、このメンバーでいいのか、とさえ思ったほどだ。

大久保や森本が代表、という時点で、ファンのなかにはW杯での勝利を諦めた人もいると思う。

この2年間、岡田監督のサッカーはどこを向いていたのか、相変わらずわからないままだ。正直、僕はこの試合で、ある程度、W杯向けの何らかのオプションを試すのだと思っていた。
しかし結局はなにも起こらない。
オプションがないからだ。

サッカーファンの誰もが抱く幻想は「あのときオシムが倒れていなかったら日本のサッカーはどうなっていたのか」だ。

オシムのサッカーは「走るサッカー」でもあるし「パスを重要視するサッカー」でもある。パスだけでなく、一つ一つの動きに意味を持たなければならない、それがオシムのサッカーだ。

そしてもう一つ重要なのは、オシムは尊敬されていた人物であるということ。この部分も決定的に岡田監督と違う。

岡田監督はJリーグの監督としては非常に優秀な成績を収めている。これに異論のあるファンはいない。しかし一方で、一度代表監督で失敗している人間であるのだ。

サッカー協会の人間が監督人事で責任を取ることはないのだろう。しかし、オシムの後任人事が失敗だったのは、今年の東アジア選手権で既に見えていた事実だ。

日本はワールドカップで全敗する。これはもう、どうひいき目に見ても間違いないだろう。相手が韓国だから2点しか取られなかった。デンマーク、オランダなら5-0とか、そんなスコアだったように思う。どうせ負けるなら、サッカー経験はないが、オレを出して欲しい・・・もうちょっとガッツを前面に出してボールを追いかけるよ。


余談だが日本サッカー協会って、財団法人である必要があるの?これこそ仕分けが必要な事業。前にも書いたがtotoのシステムトラブルがあろうが天下り理事たちは全く責任を取らない。
日本サッカー協会の役員人事はWEBサイトに公開されている。蓮舫さんら民主党の方々は一度見てみるといい。改革はまず、こういうところからだろうと思う。

南アフリカの内情については、次回時間がある時に書こうと思います。

5/26加筆訂正
totoの販売は独立行政法人日本スポーツ振興センターが行っており、日本サッカー協会が販売しているわけではありません。また天下り理事や国会議員がいるのも日本スポーツ振興センターです。
誤記および誤解を招く書き方について、大変申し訳ありませんでした。
| スズキ ツヨシ | サッカー | 23:12 | comments(9) | - |
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