2010.05.29 Saturday
韓国紙も拍子抜けとした日韓戦の結果
僕の幼なじみのお父上である、中森康友さんから、日韓戦の翌日、いつものようにメルマガが届いた。中森さんは元スポニチの記者で、僕の仕事でもライターとして参加して頂いたこともあります。
興味深かったのは、岡田監督が「進退問題」を口にし、「犬飼会長から続けろと言われた」と言った時、場内から笑い声が聞こえたのだそうだ。中央日報の記者が、日本の取材人に笑いの理由を聞いたところ、それは「あざ笑い」だとのこと。
翌日監督は「あれは冗談」と付け加えることで、混乱を収束させようとしたが、冗談にしては面白くなさ過ぎるし(どこが面白いのかどう考えてもわからない)、日韓戦の悲惨な敗戦コメントの場で、冗談を言っている場合かなとも思いました。
先月にも岡田監督「うつ」報道があったばかりだが、あんな記者会見を聞くと本当に心の病なのではないのかなと心配にさえなりました。
一方、中森さんによると、韓国は単に勝っただけではなく、W杯予選ラウンドでのシュミレーションもばっちりだったそう。
センターバックの趙容亨(チョ・ヨンヒョン)は代表出場30試合の経験を持ち、許丁茂(ホ・ジョンム)監督からの信頼は厚いと思われたが、先発したのは意外にも李正秀(イ・ジョンス)−郭泰輝(クァク・テフィ)のセンターバック2枚。しかし専門家は、「W杯1次リーグ初戦のギリシャ戦に備えた許監督の布石」と見ている。
長身国家ではないギリシャが、代表に190cmを超える選手を多く招集したのはギリシャのオットー・レーハーゲル監督が、技術が劣っていても背の高い選手を優先する方針なのだそうだ。李正秀(イ・ジョンス)−郭泰輝(クァク・テフィ)はともに185cmで趙容亨(チョ・ヨンヒョン)よりも3cm高い。韓国側はこのたった3cmに勝負の分かれ目があると、考えているのだろう。
また、GKも不動のレギュラー李雲在(イ・ウンジェ)が出ていないことに、日本のファンも「あれ?」と思ったわけだが、これも鄭成竜(チョン・ソンリョン)が190cmと8cmも高く、明らかにギリシャを意識した布陣にしていたわけだ。
ただ、実際には国際Aマッチ出場15試合の鄭成竜(チョン・ソンリョン)が本番で起用される可能性は少ないだろうが、いざというときの備えは日本よりもはるかに出来ている。
さて、日本は本田が「オレ流」を貫くと発言したり、監督に意見するなどの報道が漏れ聞こえているが、ほかの選手も含め、日本の選手はしゃべり過ぎだ。特に戦術について、解説者かのごとくあれこれ語ってしまいすぎる。もうちょっと隠すところは隠さないと、極秘練習も意味のないものになるし、相手もいくら弱い日本とはいえある程度の情報は集める。前回ドイツ大会までスタメンを前日の記者会見で堂々と発表していたジーコに至っては論外だが、本番前はとりあえず記者に聞かれたら、「頑張るだけです」などとつまらないことを言っていれば良いのだ。
もう、大久保や本田、森本がスター扱いになっている時点で終わっている日本代表だが、せめて恥さらしな試合はしないよう、善戦してほしい。
余談ですが前回、「オシムだったらどういうチームになっていたのか」というタイトルでこのブログを書きましたが、検索エンジンからのアクセスで、「オシムだったら」を検索ワードにアクセスして頂いた方が信じられないくらいたくさんいてびっくりしました。
やはり選手からもファンからも求心力がなくなった岡田監督。ファンは仕方なくとも、せめて選手からは「オシムだったら」と言われないようにしてほしいです。
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