
[女房役ラッセル・マーティンのサヨナラホームランで投手戦に終止符がようやく打たれた瞬間、球場は歓喜につつまれた]

[人気選手デーブ・ロバーツはサンフランシスコへ]
しばらくブログを更新しないうちに日本もアメリカも野球が開幕し、NHLはプレーオフ進出チームが決定するなど、肝心の時期にまーったく執筆できなかったのは残念だった。
さて、日本人メジャーリーガーが多いからメディアは東地区ばっかりの報道でもう辟易状態だけど、今年は注目すべきは西地区ですよ!近年は東高西低の印象がある大リーグだが、特に今年のナリーグ西地区の投手の補強は相当にグッドです。
まず、最近弱小球団のイメージが強いSFジャイアンツはアスレチックスからバリー・ジトを引っこ抜いた。欲しかった左の先発、しかも大リーグを代表するスターター。代わりに玉突きで放出されたジェイソン・シュミットをLAドジャースが獲得、この選手の獲得はドジャースにとって最高の補強でしょう。さらにドジャースを放出されることが確実視されていた300勝投手、グレッグ・マダックスは案の定ドジャースを出てSDパドレスへ。昨年地区優勝のパドレスは、沖縄出身の人気選手、デイブ・ロバーツをFAで再契約できず、不振の続くマイク・ピアッツアも放出するなどストーブリーグではかなりモタついていたように見えたものの、マダックスを破格の年俸で買い叩き、何とか体裁を整えたのはフロントの手柄。そして開幕からスタートダッシュに成功したAZダイアモンドバックスにはNYからランディ・ジョンソンが出戻り。現在故障者リスト(DL)入りしているけどチームの精神的支柱が帰って来れば、トップチームへの返り咲きも夢ではない。
そういえば余談だが去年SFジャイアンツのシュミットとLAマダックスの壮絶な投手戦を直に見ることができた。マダックスは1回に2安打されるものの、それ以降はパーフェクトで9回のマウンドを斉藤隆に託す。0対0のまま10回ウラ、ルーキーで女房役のキャッチャー、マーティンが劇的なサヨナラホームランで斉藤に勝ちがついたという試合だったが、もう球場全体がマダックスとシュミットの快刀乱麻のピッチングに息を飲む暇も与えないほどの緊張感につつまれ、「早く終わってー」っていう感じでした。ちなみに300勝投手と600本塁打の野手の対決は初めてだったらしい(斉藤隆投手のブログによる)。これぞ投手戦というすごい試合。またその試合に出ていた選手の多くが30代後半から40代の選手ばかりだったのもなんだか西地区を象徴しているような感じで印象深かった。
さて、話が逸れましたが今年のナリーグ西地区はいつもとちょっと違います。ぜひともスター選手の揃ったスターター陣に注目してみてください。